プラスチックゴミ問題 4代目ブログVol.3 | 補給品BANK

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プラスチックゴミ問題 4代目ブログVol.3

4代目ブログ」Vol.3です。
先日、ある大学の先生から、「あ~、なるほど。やっと腹落ちした!」と大変共感のできるお話を伺ったので、それを書きます。
それは今、叫ばれている「プラスチックゴミ」です。

昨年からコンビニなどでレジ袋が有料になりました。私もコンビニなどで買い物をした際は、よほどのことがない限りレジ袋をもらうのをやめました。
それは有料だからってこともあるかも知れませんが、こんだけ世間でレジ袋を使うのが「良くない」と言うような論調があるからかも知れません、なんとなく気が引ける・・・というか。
でも、今までプラスチックという素材を使った製品で生活上の恩恵、豊かさを享受しているにも関わらず、なぜだろう。。。今まで本質的に腹落ちする答えを持ち合わせていませんでした(そこまで深く答えを見つけ出そうと情報収集してこなかったってことでもありますが・・・)。

プラスチックゴミが小さくなることで、悪影響を与える
プラスチックゴミが海に流れ、そのゴミを海洋生物が餌と間違えて食べてしまうことや紫外線などで劣化し小さくなる(マイクロプラスチック と呼ばれるそうです)ことで海水(プランクトン)と一緒に海洋生物に取り込まれる。すると、海洋生物の体内にプラスチックが入り生態系が破壊される 云々・・・ということは、ネットなどを調べると結構出てきます。
ですが、マイクロプラスチックが更に分解され小さくなる(ナノプラスチック というそうです)と海洋生物の体内に取り込まれ、それが分解されずに食した人間の中にも取り込まれ、プラスチックゴミが人間の体内に残り続ける・・・
一気に怖くなりました; ;
化学的反応により人工的につくられたプラスチックが私たち人間の体内に分解されずに残ることは、良いことでしょうか?
問題の本質は、排気ガスやCO2と変わらないように思われます。ここまでいうと、なんかやばい気配を感じます。

化学的人工物は自然にかえらない
排気ガスやCO2は技術の発展によって、発生段階から抑制することに成功しました。
一方で、暮らしを便利にしてくれるプラスチックは発生を抑えることができない(=容器を使うな とは経済合理上言えない)ので、使用を抑制する為に、ペットボトルのPET使用量を減らしたり(水のペットボトルはぐにゃぐにゃですよね)、レジ袋を削減することで、ゴミの量(厳密にはゴミが不法投棄される数)を減らし、海水や空気中にある小さくなったプラスチックを減らして自分たちも守ろうね!ってことだと解釈してます。

地球はうん万年前から存在する一方で、プラスチックを含む化学的人工物(ゴムもその一種)はここ100年くらいの発展によってできたものです。
地球にしてみれば、「そんな新参者を地球(大地だとか海だとか空気だとか)に溶け込んでいいはずないっしょ」ということで、化学的人工物が地球という自然にかえらないから、これまた厄介なのだそうです。
もしかしたら、あとうん万年経てば「プラスチックも地球の自然物になっていいよ」ってことで自然にかえるかもしれません。
そのころには更なる人工物ができているのでしょうけど・・・

ちょっと長くなりましたが、ゴムも化学的化合物の一種(天然ゴムは自然物なので土にかえります)なので、地球のサステナビリティー(持続性)を考えて、仕事をしていかないといけませんね。
プラスチックゴミの研究などをしている方がいらっしゃって、「全然違うし!」ということであれば、すっ飛ばしてください。。素人が腹落ちした、いわゆる「諸説あり」です。