補給品BANKのメリット|ゴム製品の製造|信栄ゴム工業株式会社

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「補給品BANK」は、
お客様のSCM(サプライチェーン・マネジメント)に対し、
新たな価値を生み出します。

補給品BANKのメリット

「補給品BANK」をご利用いただくことで、以下のサプライチェーンに関するリスクを回避できるようになります。

メリット1
海外に製造を委託している場合のリスクの回避

①生産工場の稼働停止リスク

②物流の寸断や経済活動が停止した場合、自然災害、または港湾組合のストライキなどの地政学リスクを要因とした物流機能不全リスク

③ジャストインタイムの仕入れ(国内への輸入)が困難になるリスク

例えば、海外拠点の場合だと、大量生産を優先する必要があるため、補給ゴム製品を生産するときもある程度まとまったロットでの生産、まとまった量での輸出をしなければ、物流費がかさみ採算が合わなくなることが想定されます。
いつ、どのくらいの量が販売できるか見通しにくいのが補給ゴム製品です。そのため、まとまったロットでの生産、輸出はメーカーにとって、管理の負担、在庫の減損リスクを抱えることに繋がります。

メリット2
廃業など委託業者の事業継続リスクの回避

後継者不在による廃業リスク、不景気などによる倒産リスクからの回避ができると考えます。
日本は今、全事業者数の99.7%が中小企業と言われ、2025年には70歳以上の中小企業経営者が245万人にものぼると予測されています。しかも、その半数が後継者未定と言われています。そのため、これからの町工場を中心とした中小の製造業は後継者不足による廃業が増えると見込まれています。

メリット3
補給ゴム製品、小ロット対応専門会社が製造することでの品質向上

補給ゴム製品の生産はいつも行うものではありません。生産しなければ、金型の管理まで行き届かず、そうなると当然ながら品質は悪化します。
実際、30年以上使用している金型でたまにしか出ない製品を出荷したところ、金型の品質悪化が原因で不良が起き、クレームに繋がった事例も報告されています。
また、海外サプライヤーでは特に金型を外で保管していたり、勝手に捨ててしまったりと、金型管理が徹底されていないケースも多く見受けられます。そのような保管方法では当然製品の品質は落ちますし、メーカーにとっても気持ちのいいものとは言えません。

補給品BANKであれば、そういったことが起きないよう、金型修正、金型メンテナンスを行いますので、品質の維持以上に品質の向上に繋がります。

メリット4
新しい量産品の製造サイクルの効率化

既存サプライヤーは補給ゴム製品用の金型管理を含めると、保管スペースや補給品生産のための時間確保(段取り工程等含む)をしなければなりません。
それにより、新しい量産品の話を断らざるを得なかったり、補給品の生産のために人件費が上がり、新しい量産時の成形単価が上がってしまったりするケースもよくあります。
また、メーカー側からすると、新しい話を持っていきづらくなるなど、新しい製品サイクルの効率が落ちる懸念が想定されます。

メリット5
「型管理適正化マニュアル」に沿った管理になることでの正しい型管理の実施

2020年に経済産業省は「型管理適正化マニュアル」を発表しました。
主に下請取引に対して、型の廃棄・返却、型の保管費用の算定、請求を円滑に行うことを目的に定められたもので、国内製造業全てが遵守すべき事柄がまとめられています。日本の製造業の品質をさらに向上させ、永続的に国内の製造各社が力を合わせ、より良いモノづくりに励むためのマニュアルです。

これは、SDGs9番「産業と技術革新の基盤をつくろう」、
17番「パートナーシップで目標を達成しよう」の趣旨に賛同した取り組みとも言えます。

SDGs

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