「4代目ブログ」Vol.81です。


製造業に携わる方、特に営業や調達、生産管理の方が一番気にされているのは「納期通りにお客さまのところに届いているか」ということだと思います。
日本では、「納期通り」ということがもはや当然になっているので、納期が遅れてしまうと信頼を失うことに繋がってしまいます。
特に納期遅延の状態が恒常的に続いてしまうと、「受注残」なってしまい、ストレートに言うと、担当者としてかなり「イライラ」が溜まってきます。
いままで日本では、「納期通り」は当然でしたが、2020年の新型コロナ以降、製造業のこうした当たり前を維持することが難しくなっている傾向があります。
この背景は、「町工場の高齢化」と「人手不足」です。
機械を作るにも、自動車を作るにも、部品が不可欠です。その部品は大きな会社が作っているのではなく、小さな町工場が作っていることが多いです。
この町工場は日本の高齢化に伴って町工場の担い手自体も高齢化しています（いわゆる、後継者不足です）。
また、そうした町工場は慢性的な人手不足になっていることも多いです。
コロナで約3年、仕事が薄かったのに、いきなり忙しくなって、歳も取って、人手もいなくなっているのに、今まで通り短納期で出荷する、ということ自体が持続不可能な構造になってしまっています。

一方で、部品を町工場から調達する側の気持ちに立ってみると、「お客さまが求めているのだから、納期通り出してよ」というごく普通のことを思っています。
「普通のこと」と「どうしても出せない状況」が戦うとどうなるか？お互い「イライラ」が募るだけです。

この「イライラ」を解消する有効な手段が金型移管です。
信栄ゴム工業では、両手サイズ～1m超のゴム製品の金型移管案件を多数取り扱っています。
今回の事例では、ご相談後「1週間」で金型移管を実現し、計画的な生産計画による急ピッチな挽回生産により1カ月以内で受注残を解消しました。

お客さまからは

「急ピッチで対応してもらって本当に助かった！」
「納期通りに安定して調達することができるようになって本当によかった！」
と言って頂けました！

詳しい記事はこちら

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