課題解決事例 ゴム製品の接着不具合を解消! 4代目ブログVol.37 | 補給品BANK

058-389-1611

blog

課題解決事例 ゴム製品の接着不具合を解消! 4代目ブログVol.37

4代目ブログ」Vol.37です。
昨日、京都まで行ってきましたが、涼しくなってきて紅葉がキレイだな~と突然の秋の訪れを感じました。観光ではなく、仕事だったので、いわゆる京都の紅葉を感じることはできませんでしたが、道端の葉が色づき、少しだけ京都を感じることができました。

今日は、ゴム製品を車両などへ接着する際の不具合を解消した事例を紹介します。

<案件概要>
商 品 群    モビリティ関連
案 件 区 分    新規量産
製品サイズ   500×200程
お困りごと   車両取付後の接着不良を起こしたくない!
解 決 方 法    治具開発と作業条件の均一化でお悩み解消

接着不良が一番こわい!!
モビリティ関連のお客さまで、ゴム製の外装品を車両に貼り付ける案件でのご相談でした。ゴム製品や樹脂製品を外装品として車両に取り付け、車両にアクセントをつけることがよくあります。弊社では、車両取付型のプロテクターの役割をするゴム製品を長年取扱している実績がありますが、後付けの外装品における一番の問題は、取付後にその外装品がとれてしまう接着不良です。
例えば車の走行中に本件のような50㎝ほどのゴム製品が取れて歩行者や後続車に当たってしまったら・・・ゴムだから柔らかいとは言え、大けがや大事故につながる危険性があります。
なので、接着不良が一番こわいのです。

治具の開発で圧着できる仕組みを構築
外装品の接着は強力な産業用の両面テープで行うのが一般的ですが、製品面に両面テープをしっかり貼り付け、製品から両面テープが剥がれないことが必須です。そのため、しっかりと両面テープを製品側に均等な力で圧着できる治具を開発し、製品と両面テープが剥がれない工程上の仕組を構築しました。

作業条件の均一化で品質を確保
しかし!しっかりと両面テープを貼り付ける工程を作ったからOK、というわけではなく、両面テープの貼り付け工程は、外気温や湿度、ゴム製品側の状態などによって、両面テープの貼り付き具合が異なってきてしまうのです・・・
なので、作業環境やゴム製品の状態を均一化できるように作業条件を整えることで、接着不良が起きない工程づくりを行いました。
確実に両面テープを圧着できる治具の開発と作業条件の均一化によって、「接着不良を起こしてはいけない!」というお客さまのご要望にお応えすることができ、喜んで頂くことができました!

【両手サイズ~1メートル超のゴム製品でお困りの方へ】
・信栄ゴム工業は両手サイズから1メートル超の中型~大型ゴム成型品の対応が可能です。
・オススメの方
①新しいゴム製品を開発したいけど、大きめ(中型~大型ゴム製品)のゴム製品を製作できる協力工場を知らない
→信栄ゴム工業は、両手サイズから1メートル超の中型~大型のゴム製品に関する材料選定、配合設計、材料試験、成形トライと、試作から量産まで対応可能です。
②協力工場の廃業などで、大きめ(中型~大型ゴム製品)のゴム製品の金型移管先を探している
→信栄ゴム工業は他社さんで使われていた移管型でも品質を維持したまま対応可能です。
③自社の生産キャパを向上させたい
→信栄ゴム工業は他社製の金型でも、スピーディーに量産に移行可能です。

お問い合わせはこちらから