課題解決事例 精密な大径パッキンをつくりたい! 4代目ブログVol.42 | 補給品BANK

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課題解決事例 精密な大径パッキンをつくりたい! 4代目ブログVol.42

4代目ブログ」Vol.42です。
謙虚な気持ちや感謝の気持ちって本当に大切で、意識して言動していこうと、最近よく思います。

今日の課題解決事例は、「精密な大径パッキンをつくりたい!」というお悩みを解決した事例です。

<案件概要>
商 品 群    産業機械
案 件 区 分    量産
製品サイズ   φ800㎜ほど
お困りごと   精密な大径パッキンをつくりたい!
解 決 方 法    大型プレス機で金型も工夫し、高精度を実現


大きいパッキンを生産できるゴム屋を知らない・・・
産業機械を製造されているメーカーさんで、油漏れなどを防ぐために大きなパッキンを作りたい、と企画していましたが、φ800㎜の大きなパッキンを生産できるゴム屋さんがなかなか見つからず、困っていたそうです。
弊社にお声掛け頂き、金型を製作して進めることになりました。

超精密パッキン・・・傷がない製品をつくるために・・・
このパッキンは機械動作時に毎回動くもので、パッキンの傷から油漏れが発生したり、劣化が進んでしまったりすると機械へのダメージが非常に大きい、ということで、小さな傷も無い超高精度が求められました。
小さいパッキンであれば、傷も出づらく、不良時のロスも少ないのですが、大径パッキンですと重量は重く、面積も広くなるため、ガス傷が出やすくなります。
それを解消するために金型に細工を施し、真空状態で製品を生産できるようにしました。
加えて、仕込重量や仕込方法、ガス抜きなど成形条件を調整することで、傷のない大径パッキンをつくることができました!

精度の高いゴム製品を製造する際は、金型の精度や細工が非常に重要になってきます。その分、金型製作費は高くなってしまいますが、ここでしっかり金型の作り込みを行わないと、量産が立ち上がってから非常に苦労してしまいます。弊社では、量産性も踏まえて金型の構想から行います!

【両手サイズ~1メートル超のゴム製品でお困りの方へ】
・信栄ゴム工業は両手サイズから1メートル超の中型~大型ゴム成型品の対応が可能です。
・オススメの方
①新しいゴム製品を開発したいけど、大きめ(中型~大型ゴム製品)のゴム製品を製作できる協力工場を知らない
→信栄ゴム工業は、両手サイズから1メートル超の中型~大型のゴム製品に関する材料選定、配合設計、材料試験、成形トライと、試作から量産まで対応可能です。
②協力工場の廃業などで、大きめ(中型~大型ゴム製品)のゴム製品の金型移管先を探している
→信栄ゴム工業は他社さんで使われていた移管型でも品質を維持したまま対応可能です。
③自社の生産キャパを向上させたい
→信栄ゴム工業は他社製の金型でも、スピーディーに量産に移行可能です。

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