歴史から学ぶ 4代目ブログVol.6 | 補給品BANK

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歴史から学ぶ 4代目ブログVol.6

4代目ブログ」Vol.6です。
さくらが散り、少し花粉も和らいできました!すっかり暖かくなり、大好きな鍋の時期が終わりを迎えつつあります。
このブログでは弊社のことやゴムのこと、社会的なこと、経営的なこと、いろんなものを扱っていきたいと思ってます と最初に書かせてもらいました。ちょいちょい印象に残った本も紹介させて下さい(笑)

「昭和16年夏の敗戦」著 猪瀬 直樹氏
今日は、前に読んだ印象的な本を紹介したいと思います。
「昭和16年夏の敗戦」元東京都知事の猪瀬 直樹氏が書かれた本です。
「昭和16年の敗戦?敗戦は昭和20年だけど?」と思われるかと思いますが、タイトルはこの本の内容に由来しています。

1940年(昭和15年)に内閣府直属の機関として「総力戦研究所」という機関が設立され、当時の役人、民間企業などから若手の(30~40歳くらい)かなり優秀な人を集め、アメリカとの総力戦をいかに戦うべきかを検討するプロジェクトが始まりました。
色々な授業を受けて、「模擬内閣」なるものをつくり、総力戦シミュレーションを行いました。その結果、何度シミュレーションしても、「日本敗戦」。それが開戦前の昭和16年夏。
中身を読んでいくと、シミュレーション結果は本当に日本が第二次世界大戦で辿ったような戦い方となっている。
面白いので、詳細は本編をご覧ください。

正しい想定で正しい判断をする大切さ
ここから学ぶべきことは、
正しい情報をもって、正しく想定を行い、その想定結果を受け入れ、曖昧さを残さず、正しい判断をする
だと感じています。このシミュレーション結果を受け入れていれば、戦争にはならなかったのかも、当時の判断は国民にとって正しいものだったのか…
もちろん、戦争があったから今の豊かな日本があるので、一概に否定できるものではありませんが…
戦争に限らず、正しい情報を得て、想定できているにも関わず、正しい判断をしていないことってないでしょうか。
コロナ対策、経済政策、経営計画、トラブル時の判断、子育て…
判断しないといけない局面はたくさんあります。その判断が後々どう影響を与えるか、想定が正しいか、情報は正しいか、抜けはないか…

経営者として大事にしたい考え方が詰まっている一冊だと思います。
精進します!!!!!

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