課題解決事例 その"ゴム"本当に適切ですか? 4代目ブログVol.49 | 補給品BANK

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課題解決事例 その"ゴム"本当に適切ですか? 4代目ブログVol.49

4代目ブログ」Vol.49です。
今日は朝から大雪!岐阜にきて4年が経ちますが、こんなに雪が降ったことはないような気がします。朝の通勤にいつもは10分のところ、40分かかりました・・・

本日の課題解決事例は、ゴム材料の「得たい効果が得られない」というお悩みに対し、使用環境を調査して最適材料をご提案した事例をご紹介します。

<案件概要>
商 品 群  産業機械
案 件 区 分  試作
製品サイズ  300×300ミリ
お困りごと  得たい効果が得られない
解 決 方 法  使用環境を調査して最適材料を提案



なにを期待してゴムを使用していますか?
モノづくりの工程では、"電気を通したくない" "しっかり掴んで欲しい" "油や水漏れを防ぎたい"
そのために「ゴム」が用いられることがよくあります。

使用環境に耐えられるゴムですか?
一方で、その「ゴム」が超高濃度の酸性薬品や有機薬品の中で、高温や低温環境にさらされて使用されるケースもよくあります。
すると、
"1週間でボロボロになって、ゴムの意味がない"
"電気を通したくないのに、電気が通ってしまって不良の山"
そんなお悩みが寄せられます。

ゴムに期待する効果+環境に適したゴムを
今回の事例は、「電気を通したくない」がゴムに求める最大効果でした。
電気絶縁性に優れるゴムは、フッ素ゴム>ブチル>EPDM です。
最初はブチルゴムを採用し、超高濃度の薬品の液体にゴムを浸けて使用したところ、
溶けてしまいました。

現場で使用環境を観察!
そこで、使用環境を調査したところ、超高濃度の酸性薬品を100℃程度の過酷な環境で使用することがわかりました。その環境に耐えられるのがフッ素ゴムやEPDMで、
一番欲しい「電気絶縁性」を確保できる、ということで、
そちらを採用することになり、お悩みを解決しました。

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