課題解決事例 場所によって硬さが違う製品を! 4代目ブログVol.27 | 補給品BANK

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課題解決事例 場所によって硬さが違う製品を! 4代目ブログVol.27

4代目ブログ」Vol.27です!
今日もお客さまのお困りごと解決事例をご紹介します。

今回のお題はこちら!!!
<案件内容>
商 品 群    モビリティ
案 件 区 分    新製品の開発用試作
製品サイズ   800×500程
お困りごと   新製品の開発用に1つの製品で強度違いの箇所をつくりたい
解 決 方 法   材料の設計、試作を行い解決


1つの製品で柔らかいところと硬いところが混ざったゴム製品をつくりたい!!
モビリティ関連のお客さまから、特定箇所の強度UPを目的として、強度UPさせたい箇所を強度高めの硬いゴムで、その他は通常の柔らかめのゴムで製品を開発したい、とのご相談を頂きました。
イメージはこの図の通りです。

材料の配合設計からご提案!
特定箇所を固めのゴムにし、他の箇所を柔らかいゴムにする際の留意点は、
①特定箇所とその他の箇所の色目が変わらないこと
②強度UPしたい箇所だけを狙って成形する
の2点で、特に重要なのが①の色目が変わらないことです。
黒色といっても材料の配合によって少しずつ色味が変わってきます。濃い黒色になったり、薄い黒色(灰色っぽい感じ)になったりします。特に強度や硬度が変わってくると、この色目の違いが成形した後に明らかに違ってきます。
そのため、色目に違いが出ないように材料の配合設計からご提案し、色目が変わらない材料選定を行いました。

試作練りから成形まで一貫対応!
弊社では、材料の試作練りができる練り機械も完備しているので、配合設計した材料の試作練りを行い、成形までの試作を行いました。
特定箇所だけを強度UPできるように成形でも仕込の仕方や重量を工夫し、お客さまの狙い通りの試作品を完成することができました!

結果的には量産化には至りませんでしたが、1つの製品で強度違いのゴム同士を組み合わせた製品を試作から量産までご提案することもできるようになりました!

【両手サイズ~1メートル超のゴム製品でお困りの方へ】
・信栄ゴム工業は両手サイズから1メートル超の中型~大型ゴム成型品の対応が可能です。
・オススメの方
①新しいゴム製品を開発したいけど、大きめ(中型~大型ゴム製品)のゴム製品を製作できる協力工場を知らない
→信栄ゴム工業は、両手サイズから1メートル超の中型~大型のゴム製品に関する材料選定、配合設計、材料試験、成形トライと、試作から量産まで対応可能です。
②協力工場の廃業などで、大きめ(中型~大型ゴム製品)のゴム製品の金型移管先を探している
→信栄ゴム工業は他社さんで使われていた移管型でも品質を維持したまま対応可能です。
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→信栄ゴム工業は他社製の金型でも、スピーディーに量産に移行可能です。

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