課題解決事例 塗装してもきれいな仕上がりに! 4代目ブログVol.25
「4代目ブログ」Vol.25です!
今日もお客さまのお困りごとを解決した事例を紹介します。
<案件内容>
製品群 モビリティ関連
製品サイズ 40㎝程度(製品重量200g程度)
金型サイズ 600×500程度
お困りごと 塗装後も表面仕上がりをキレイにしたい
解決方法 成形条件の標準化と仕上工程の見直し
ゴムに塗装を施す案件のご相談!
ゴム製品の色は「黒」が多いですが、ゴム製品の上から塗料で塗装を施して、色を変えたり、写真のように黒だけどツヤを出したりするケースがあります。
塗装をすることで、色を付けて見た目をキレイにする、というのはもちろんですが、実はゴム製品の劣化を防いだり、ゴムの色変化を防いだりする効果があります。
ゴムは紫外線に当たると劣化や色が変わったりします。それを防ぐために、ゴム製品に塗装することで紫外線をブロックする役割があります。
そうした見た目や機能的な効果を狙って、塗装前のゴム製品の成形についてご相談を頂きました。
塗装をすると目に見えないものが見えるようになる!?
試作を進め、成形したゴム製品を塗装すると、問題が発覚!
なんと、キレイに仕上げたはずのバリがトゲのように飛び出ていたり、凹凸なんてないキレイな表面がボコボコになっていたり、塗装前では目に見えないものがくっきりはっきり見えるようになってしまいました・・・
成形条件と仕上工程を見直して解決!
表面上の見えない凹凸がなくなるように材料セットの仕方や成形後の製品の扱い、バリ仕上の精度向上などさまざまな見直しを行い、塗装後の表面上の凹凸とバリのトゲを無くすことができました!
塗装を施したゴム製品は塗装後に様々な問題が発覚するケースが多いです。ウェルド(ゴムのつなぎ目のような線が見える)の発生や穴ぼこのような小さな気泡などゴム製品単品では見られないような異常も発生します。
事前に試作を十分に行い、問題点を一つひとつ解決し、量産を立ち上げることが大切です。
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