課題解決事例 形状も量産性もわかる試作がしたい! 4代目ブログVol.29 | 補給品BANK

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課題解決事例 形状も量産性もわかる試作がしたい! 4代目ブログVol.29

4代目ブログ」Vol.29です!
9日間のお盆休みを頂きました!
坂本竜馬でお馴染みの高知県に行ってきましたが、観光地としてのブランディングが非常に上手になされている県だな、と感銘を受け、非常に有意義なブランディングの勉強になりました!!

さて、今日はお客さまの課題を解決した事例として、試作を行いたいお客さま向けのお悩み解決事例をご紹介します。

<案件概要>
商 品 群    モビリティ関連
案 件 区 分    開発・試作
製品サイズ   300×300程
お困りごと   形状も量産性も確認したいけど、最小限の量で済ませたい
解 決 方 法    少量練りで材料練りから試作成形まで実施

    

ゴム製品の試作 3つの方法
製品開発や製品設計のご担当者の方だと、開発・設計した製品の形状や物性を確認する意味で試作をされたいとお考えの場合があります。
ゴム製品の試作のやり方には大きく分けて3つあります。
①試作型   ・・・物性や形状、量産時の作業性確認に有効
②3Dプリンタ ・・・形状確認に有効
③切削加工  ・・・形状確認に有効

①は試作用の金型(アルミなどの簡易型を使うケースが多い)を製作するので、量産に近い状態で試作が可能で、ゴム製品の物性や強度、生産時の作業性確認など、量産時の課題を洗い出すことができます。
②と③は形状を確認したい場合に有効です。

量産性も確認したいけど、少しの量で済ませたい!
モビリティ関連のお客さまからご相談頂いた案件で、実際に車両に取り付けてテストがしたいご要望と当該形状で量産が成立するか確認したいご要望をお持ちでした。
取付テストは数量としては1個で良いですが、量産性の確認には数個成形が必要なので、簡易型を製作し、試作を行うことにしました。
ゴムの試作時は材料のLotが大きくなりがちという課題も挙げられ、10Kg以上とか30Kg以上といった結構な量のゴム材料を仕入れて試作を行わなければいけない場合があります。
ですが、弊社の少量のゴム練り専用機を使用し、2Kg程のほんの少量だけ、ゴム材料を練って行いました。

必要最低限の量で必要な試作を実現!
自社で少量のゴム練りから試作成形が可能なので、必要最低限のゴム材料で車両取付テスト用の試作製品の提供と試作形状での量産成立の見極めが可能となり、一石二鳥な案件となりました!
この試作で量産性の課題がしっかりと洗い出すことができ、量産用の金型ではその課題をクリアしたもので立ち上げることができました。
少量練りから試作成形まで可能なので、材料の配合(レシピ)を何種類か用意し、配合違いの試作品を評価して最適な物性での量産化を行う事例もありますので、ゴム製品の試作でお困りの際はご相談ください!

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